前回の続き、となります。
「どうすれば、料理教室に来てもらえるよう、商品を絞り込むか」
料理教室で教えるメインの料理を「餃子」と仮定して、ワークを行ってみましょう。(カレー、マクロビ、etcご自身のメイン料理を当てはめて下さい)あ、一言だけ。
売れる商品=最高品質の商品、ではありません。
生徒さんで溢れる料理教室には、最高の品質がなければいけない。
そう思い込んで、品質を上げることにエネルギーを注いでしまうことが多いかと思います。
まったく、必要ありません。
生徒さんは、ただ単に、最高品質のものよりも、
「私にとって、ベストなもの」が欲しいのです。
以下、「餃子ワーク」開始です。貴方も、紙に書き出してみることをオススメします。
①「ベストな餃子」を教える料理教室
これだけですと、想像しづらいですね。結果として出来上がるのは
⇒美味しい餃子くらいの特徴のないものになりますね。②「疲れた人にとって、ベストな餃子」を教える料理教室
何がベストか、というのは少し想像しやすいですね。
もしかしたら餃子で、疲れを癒して欲しいかもしれません。
⇒疲れが癒される食材、食感、の餃子
がベストな商品かもですね。
③「疲れた旦那にとって、ベストな餃子」を教える料理教室
さらにベストな餃子がイメージしやすくなりましたか?
少々、脂っこいイメージでしょうか。
⇒揚げ焼き、肉汁たっぷり、しかも、疲れが癒される食材、食感、の餃子とか。
④「疲れた38歳の旦那にとって、ベストな餃子」を教える料理教室
38歳なら、ちょうど太り始めてカロリーを気にしているころでしょうか。そうであれば、
⇒揚げ焼き、肉汁たっぷりは残すものの、
疲れが癒される食材、食感を得るべくキャベツ、タケノコなどの割合を増やした餃子。
⑤「デスクワークに疲れた38歳の旦那にとって、ベストな餃子」を教える料理教室
さらにデスクワークということは、目が疲れているかもしれません。
アントシアニン、ビタミンAの豊富な食材も追加しましょう。
⇒揚げ焼き、肉汁たっぷりは残すものの、
疲れが癒される食材、食感を得るべくキャベツ、タケノコなどの割合を増やした餃子。
キャベツは、アントシアニンを多く含んだ赤キャベツに変更してはどうでしょうか。
餃子ワークは、以上です。
「誰にとってベストな餃子なのか」それを絞り込んでいくことで、ターゲットは狭くなっていくのに対して、商品の特徴は増えていくのが実感できたのではないでしょうか。
商品が決まることで、見込まれる生徒さんのイメージも、
ハッキリしますよね。
⑤「デスクワークに疲れた38歳の旦那にとって、ベストな餃子」を教える料理教室を運営するのであれば、
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